キャップバックスについて
キャップバックスについて
| ワクチン | 種類 | 特徴 | 接種間隔 | 費用 |
|---|---|---|---|---|
| ニューモバックス®(PPSV23) | 莢膜多糖体ワクチン | 免疫が比較的弱く、5年で効果が低下 | 5年に1回 | 65歳は自治体助成あり |
| キャップバックス®(PCV21) | 結合型ワクチン | 免疫記憶が強く、効果が長く続く | 一生に一度 | 自費接種 |
日本で実際に検出されている肺炎球菌(国内分離株)に対しての予防カバー率は、
| ワクチン | 国内株カバー率 |
|---|---|
| ニューモバックス® | 56.6% |
| キャップバックス®(PCV21) | 80.3% |
つまり、
「より長く・しっかり予防したい」 → キャップバックスが適している
ということになります。
免疫が強く長く残る(T細胞依存免疫)
一生に一度でよく、繰り返し接種が不要
重症化・入院リスクを下げる効果が高い
特に
糖尿病 / COPD / 心不全 / 腎疾患 / 喫煙者 / 65歳以上
の方には メリットが大きいワクチン です。
| ワクチン | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| キャップバックス®(PCV21) | 15,000円(税込) | 一度でOK |
※ ニューモバックスは当院では取り扱っておりません。

肺炎は 防げる病気です。
特に年齢や持病によりリスクが上がる方では、
予防段階でのワクチン選択がとても重要 です。
「自分はキャップバックスを打った方がいいのか?」
→ 診察で生活背景や健康状態をお聞きし、最適な接種タイミングをご提案します。
お気軽にご相談ください。
88内科クリニック